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[クラシック・ニュース 2008/10/5 - 2008/10/11]
2008年10月11日(土)
指揮:下野竜也、読売日本交響楽団10月定期でオール・ヒンデミットの魅力を!
下野竜也
 10月20日の読売日本交響楽団第475回定期で正指揮者の下野竜也がオール・ヒンデミット(1895〜1963)プロに取り組む。彼は読売日響の正指揮者となってヒンデミットとドヴォルザークを柱として意欲的に取り組んでいる。この定期ではヒンデミットの魅力を引き出したいという。
 
  管弦楽曲のシンフォニア・セレーナともう1曲はホイットマンの大変有名な「前庭に最後のライラックが咲いたとき」をテキストとしたレクイエムを演奏する。
 
 ヒンデミットは20世紀を代表するドイツの作曲家の一人である。ヒンデミットはナチスに受け入れられずアメリカに亡命した作曲家である。彼の作品はたくさんあるが演奏する機会はそれほど多くない。しかしその魅力がだんだん受け入れられるようになった。
 
「インタビュー@クラシック」で語る下野竜也
http://classicnews.jp/interview/index.html


チラシ(全4ページ)(PDF/724k)
※このPDFのファイルからプリントして下さい。チラシとして活用できます。

コンサート情報:下野竜也:指揮 読売日本交響楽団
第475回定期演奏会 <下野プロデュース・ヒンデミット・プログラム II>
2008年10月20日(月) 19時  サントリーホール

指揮:下野 竜也
メゾ・ソプラノ: 重松みか
バリトン: 三原 剛
合唱: 新国立劇場合唱団

ヒンデミット:シンフォニア・セレーナ
ヒンデミット:前庭に最後のライラックが咲いたとき 〜愛する人々へのレクイエム
 (英語上演)

試聴:ヒンデミット:シンフォニア・セレーナ(ナクソス・ミュージック・ ラ イブラリー)
http://ml.naxos.jp/?a=CHAN9217
その他の下野竜也 読売日本交響楽団演奏会
ライナー・ホーネック
第104回東京芸術劇場 マチネーシリーズ
2008年10月12日(日) 14時  東京芸術劇場
みなとみらいホリデー名曲コンサート
2008年10月13日(月) 14時  横浜みなとみらいホール


指揮:下野竜也
ヴァイオリン:ライナー・ホーネック

ラヴェル:古風なメヌエット
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
第105回東京芸術劇場 マチネーシリーズ
2008年11月16日(日) 14時 東京芸術劇場  
指揮:下野竜也

スメタナ:連作交響詩「わが祖国」全曲
お問い合わせ:03-3562-1550
読売日本交響楽団
http://yomikyo.or.jp/

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2008年10月10日(金)
[お知らせ!] ローザンヌ歌劇場「カルメン」一部出演者変更
 カルメン役で出演予定のマリーナ・ドマシェンコは、病気のためベアトリス・ユリア=モンゾンに変更された。

東京近郊公演
2008年10月13日(祝)15:00 東京文化会館
問:03-3538-8188
2008年10月15日(水)18:30 東京文化会館《都民劇場》
問:03-3572-4311
2008年10月26日(日)16:00 よこすか芸術劇場
問:046-823-9999

ベアトリス・ユリア=モンゾン(メゾ・ソプラノ)

 フランス生まれ。パリで学びフランス・オペラ作品を中心に、欧米各地で活躍するメゾ・ソプラノの第一人者。
 
 1990年代半ばから頭角をあらわし、チョン・ミョンフン指揮パリ・オペラ座(バスチーユ)『カルメン』でタイトルロールを歌って大絶賛を得た後、世界の主要劇場から出演の依頼が殺到。
 
 これまでウィーン国立歌劇場、メトロポリタン・オペラ、アレーナ・ディ・ヴェローナ、トリノ王立劇場、チューリッヒ歌劇場(ウェルザーメスト指揮)、バイエルン国立歌劇場、オランジュ音楽祭(プラッソン指揮)、テアトロ・コロン(アルゼンチン)などに出演し大成功を収めており、「カルメン歌い」の第一人者と目される。
 
 録音では、フランスのオペラ指揮者として名高いアラン・ロンバール指揮ボルドー=アキテーヌ国立管弦楽団の『カルメン』に出演、名盤CDとして高い評価を得ている。また『ホフマン物語』ではミラノ・スカラ座デビューを果たした後、メトロポリタン・オペラ、パリ・オペラ座、テアトロ・レアル(マドリッド)、オランジュ音楽祭などに次々と出演、好評を博している。その他「ウェルテル」「サムソンとデリラ」「ノルマ」「タンホイザー」などをレパートリーとし、昨年12月には、東京オペラの森との共同制作プロダクションで話題になった小澤征爾指揮「タンホイザー」のパリ・オペラ座プレミエ公演ヴェーヌス役を好演、大絶賛を浴びた。待望の初来日。

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2008年10月10日(金)
江藤光紀:CD、問はず語り(その43)
カーセン演出 ビシュコフ&ウィーンフィル 「ばらの騎士」
収録曲:リヒャルト・シュトラウス:楽劇『ばらの騎士』全曲
出演:
アドリアンヌ・ピエチョンカ(元帥夫人)
 アンゲリカ・キルヒシュラーガー(オクタヴィアン)
 フランツ・ハヴラータ(オックス男爵)
 ミア・パーション(ゾフィー)、他
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 セミヨン・ビシュコフ(指揮)
 演出:ロバート・カーセン
2004年8月、ザルツブルク祝祭大劇場におけるライヴ収録、日本語字幕付き
Creative Core TDBA0136
 カーセンの演出といえば昨年の東京のオペラの森「タンホイザー」が思い浮かぶ。あそこではタンホイザーは画家になっており、歌合戦は日展とか二科展の雰囲気に移し変えられていた。典型的な読み替え演出だが、歌手が画家というのは主題からさほどかけ離れているわけではないから、根が素直な(?)私などは「こりゃ一本とられましたな」と頭を掻きながら帰宅したものであった。
 
 「ばらの騎士」は2004年のザルツブルク音楽祭の模様であるが、ここでのカーセンはしかし、「タンホイザー」など比べ物にならないくらい過激である。第三幕のウィーンの場末の居酒屋が売春宿になっていて、素っ裸の男女が何人も出てくるのである。マリアンデルをうまくたらしこんだオックスは、裸の男をみて「何だ、ありゃ?」とつぶやく。台本のせりふではあるが、意味が違う。私も一緒につぶやいた。「何だ、ありゃ?」。
 
 少々やりすぎという感じも受けるが、演出家の機智を楽しむという点では、いろいろな仕掛けがある映像だ。ちょっと前のザルツブルクは、結構過激な演出が毎年話題を呼んでいたが、最近はどうなのだろう。
 
 オックス男爵のフランツ・ハヴラータは、同じくカーセン演出の「カプリッチョ」(R.シュトラウス)のラ・ロシュが滅法面白かったのだが、ここでは歌唱はともかく、演技はいけてない中年親父の域を出ず、売春宿に入るとなんとも物悲しい雰囲気が漂ってしまう。騙される姿に、同性として思わず同情心が沸き起こるのである。
 
 ビシュコフの棒はかなりうねり、オケが所々で小さく崩壊している。しばらくすると落ち着いてくるのだが、こちらもどこか「いけてないクライバー」が連想された。もっとも中途半端もここまでくると却って印象が残る。終わってみれば「結構面白いじゃん」と感じた次第である。



ナクソス・ミュージック・ライブラリー
ハイドン:チェロ協奏曲第1番, 第2番(シュタルケル)
HAYDN, J.: Cello Concertos Nos. 1 and 2 (Starker)

このアルバムのURL:
http://ml.naxos.jp/?a=DE3341

ヤーノシュ・シュタルケル - Janos Starker (チェロ)
スコティッシュ室内管弦楽団 - Scottish Chamber Orchestra
ジェラード・シュワルツ - Gerard Schwarz (指揮)
 膨大な音源が魅力のナクソス・ミュージック・ライブラリーだが、あまりに膨大すぎて迷ってしまうこともあるだろう。そんなときにはアクセス後のHOMEに出てくる「今週の一枚」「推薦タイトル」などを、とりあえず流しておくのもいい。
 
 たまたま今週(アップされるころには先週になっているかもしれない)はシュタルケルだったので、グリーンのタートルネックにも惹かれてクリックしてみた。1924年、ブタペスト生まれのチェリスト。私はその妙技に直接親しんだ世代ではないが、バッハの無伴奏チェロ・ソナタを初めて耳にしたのは、父親の書斎にあったシュタルケルのレコードであった。
 
 ハイドンのチェロ協奏曲は、動的で元気のよい1番、女性的で優しいメロディーが詰まった2番と割と対比的な性格を持っている。落ち着いたテンポをとるシュタルケルの演奏からは、そうした特徴の違いが滋味豊かに伝わってくる。昨今は古楽奏法なども部分的に採用しつつ、早めのテンポですっきり表現するスタイルも多いが、このようにどっしり構えた演奏もなかなかいいものだ。カデンツでは正確なハイトーンなど恐るべきテクニックも聞かれる。
 
 録音データの記載がない点は残念だ。大抵のものはネットで検索すれば得られるが、これは少し調べただけでは良く分からなかった。レーベル元DELOSのHPには2004年、シュタルケルの80歳を記念してのリリースとあるが、まさか新録音ではないだろう(ジャケットも古めかしいし…)。99年には日本縦断ツアーをした記録もあったが、現在はどう過ごしているのだろうか? 気になる。うーん、気になる。



エフゲニー・キーシン モーツァルト  ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K491 シューマン   ピアノ協奏曲イ短調 作品54
収録曲:
モーツァルト  ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K491
第1楽章:アレグロ(カデンツァ:キーシン)
第2楽章:ラルゲット
第3楽章:アレグレット(カデンツァ:キーシン)
シューマン   ピアノ協奏曲イ短調 作品54 
第1楽章:アレグロ・アッフェットゥオーソ
第2楽章:間奏曲 アンダンテ・グラツィオーソ
第3楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ
演奏者:ピアノ:キーシン(エフゲニー)/演奏:ロンドン交響楽団/指揮:デイヴィス(コリン)
演奏時間:01:02:19
発売日:2007年08月08日
CDデータ:EMIミュージック・ジャパンTOCE-55990
 先日もベートーヴェンの協奏曲全集がリリースされるなど、EMI移籍後も活動は順調に進んでいるようだ。昨年のディスクであるモーツァルトとシューマンを聴いた。
 
 まず貴族的とも言うべき音の優雅なたたずまいに魅了される。モーツァルトなど、一つ一つの音が磨きこまれた美しさを湛えている。でも、ただおとなしく綺麗な演奏というのではない。その奥に何かがある。たとえば左手のフレージングには時々どきりとするような陰影感が表現されているが、それはモーツァルト的なものではない。
 
 シューマンになって、それがはっきりする。図抜けたテクニックに裏打ちされた音運びによって陰影は増幅され、波動のように押し寄せる濃厚なロマンティシズムが生まれる。デイヴィス指揮ロンドン・シンフォニーの音作りは、キーシンの特性をよくサポートして、格調高いアルバムに仕上がっており、聴き応え十分だ。



EMIクラシックス・ベスト100シリーズ第2期
グルベローヴァ/鐘の歌−フランス、イタリア・オペラ・アリア集
収録曲
1.ドリーヴ:歌劇『ラクメ』第2幕〜若いインドの娘はどこへ(鐘の歌)
2.マイアベーア:歌劇『ユグノー教徒』第1幕〜使者の歌
3.グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』第1幕〜わたしは夢に生きたい
4.トマ:歌劇『ハムレット』第4幕〜遊びの仲間に入れて下さい(狂乱の場)
5.ドニゼッティ:歌劇『ランメルムーアのルチア』第3幕〜優しいささやき(狂乱の場)
6.ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』第1幕〜麗しい光が
7.ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』第1幕〜今の歌声は
演奏者:エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)
 ミュンヘン放送管弦楽団
 グスタフ・クーン(指揮)
録音:1981年(デジタル)、24bit最新リマスタリング
EMIミュージックジャパン TOCE14152
 再発物の中に、来日間近のグルベローヴァの録音が入っている。そろそろ還暦を迎えているはずだが、四年前にミュンヘンで聴いたとき(「清教徒」)には、その強靭なコロラトゥーラはまだまだ健在だった。聴きながら「若いころはどんなだったか」と思ったものだ。
 
 このフランス&イタリア・オペラ・アリア集は81年のディスク。三十代前半で技術的にも絶頂、舞台経験もたっぷりつみ、油の乗っていた時期のものだ。清々しいほどに華麗な歌唱。私はどうもベルカントオペラが苦手で、実演でもグル様の出番までなんとか我慢して座っているというケースが多いのだが、聴きどころだけを抜粋したこのディスクはそんな私にぴったりの、まことに有難い一枚でもある。
 
 それにしても驚くべきは、グルベローヴァがこれだけの年になっても相変わらず昔の役どころを歌い続けているということだ。一般に加齢によって声は下がってくるものだし、そもそも長いオペラを歌うには基礎的な体力が必要だ。しかもコロラトゥーラにはとりわけ派手なテクニックが要求される。目立った衰えもみせず、過酷なハードルを越えて歌い続けるグルベローヴァは、まさに歌唱界の巨人である。


 
Sony Music Shop オーダーメイドファクトリー
 ソニーがジャズ・クラシックの復刻企画をやっている。人気投票していって、票数に達したらプレスするというものだ。
(http://www.sonymusicshop.jp/ordermf/jazzclassic/index.html) 
 
 気になるタイトルがある。高橋美智子のマリンバ、グルダのジャス、ベルリン・ドイツ・オペラのトロンボーン四重奏…。確かに他ではなかなか聴けない音源だが、発売元も再プレスしてもどれだけ需要があるのか見当がつかない、といったところか。ライリーの「インC」が挙がっていて、ちょっと嬉しくなり一票投じた。健闘ぶりが目立つのは高橋悠治の弾くバッハ。70年代の高橋は(作曲家としても)前衛の最前線にいた。グールドのバッハとは違った趣向が聴けるはずだ。
 

江藤光紀(音楽評論)

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2008年10月7日(火)
あの大航海の時代にも似て 今新しい世界合唱の輪!
松原千振
 東京混声合唱団の10月定期は常任の松原千振により世界の合唱界が「大航海時代」を思わせる動きの中で、ますます緊密な交流をするようになった。彼はその先頭に立って道を拓いてゆく。
 
 今の世界の合唱音楽の交流は、ルネサンス後期のコロンブスなどの新大陸発見の時代のように似ている。北欧の作品が南米で、アフリカの作品がカナダでというように世界の合唱団で演奏される時代となった。
 
 この定期ではノルウェイの作曲家ビエルクルンド、ドイツのディストラー、そして今年80歳をむかえるフィンランドのラウタヴァーラやカナダのマリー・シェーファーを取り上げている。彼らは国際的にもっとも注目をあつめる巨匠ばかりであるが一方でトイヴォ・クーラのようにフィンランドの現代音楽の礎となった作曲家でありながら国際的にほとんど無名の作曲家の作品にもふれることができるまたとない機会である。東京混声合唱団の果敢な挑戦に期待するところは大きい。

コンサート情報
《東京混声合唱団 第216回 定期演奏会》
〜合唱は今、大航海の時代〜

2008年10月16日(木) 19時  東京文化会館小ホール

指揮:松原千振

ビェルクルンドTerje Bjorklund(1945-):
 めでたし天の元后−合唱と四重唱  Ave Regina Coelorum(1994)
ディストラーHugo Distler(1908-1942):
 真に彼が担ったのは私たちの病− 旧 約聖書イザヤ書15章 
 Furwahr, er trug unsere Krankheit  op12nr.9(1934-41)
ラウタヴァーラEinojuhani Rautavaara(1928-):
 マリアの賛歌 Magnificat(1979)
シェーファーR. Murray Schafer(1933-):
 ある中世寓話集 A Medival Bestiary(1996)
クーラToivo Kuula(1883-1918):
 キャラバンのコーラスKaravaanikuoro  op.21,1(1912)
 りんごの木Siell' on akuan jo kukkineet omenapuut op.11,1(1908)

チケット:一般 4,000円(全席自由) 学生 2,000円
お問い合わせ:03(3226)9755
東京混声合唱団
http://homepage3.nifty.com/TOUKON/

チラシ(表・裏)(PDF/452k)
※このPDFのファイルからプリントして下さい。チラシとして活用できます。

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2008年10月6日(月)
[CD新譜情報] ロスト・アンド・ファウンド 失われたオーボエと管弦楽のための作品集
作品:
1)アウグスト・フリードリヒ・マルティン・クルークハルト/オーボエとオーケストラのための小協奏曲Op18
2)ヨゼフ・ライヒャ/オーボエとオーケストラのための協奏曲変ロ長調
3)ヨハン・ヴェンツェル・カリヴォダ/オーボエとオーケストラのためのディヴェルティメントOp58
4)ヨゼフ・ライヒャ/オーボエとオーケストラのための協奏曲ヘ長調
5)イグナ-ツ・ラハナー/オーボエとオーケストラのための小協奏曲
演奏:ハンスイェルク・シェレンベルガー(Ob、指揮)スイス・イタリア語放送管弦楽団
録音:2007年5月15〜18日 スイス・イタリア語放送局ホール
番号:カンパネラ・ムジカ CAMP−8016
定価:¥2940
発売:カメラータ・トウキョウ 


 カンパネラ・ムジカ”はカラヤン/ベルリン・フィルの首席オーボエ奏者シェレンベルガーが創設したレーベルである。タイトルから分かるように、ロマン派のめずらしいオーボエ協奏曲を集めたこのアルバムは、世界初録音、作品の珍しさだけに目を奪われてしまいがちだが、演奏の旨さこそ何よりの特長。
 
 シェレンベルガーが長年暖めてきた作品が彼の卓抜なテクニックで見事に再現され、初めて耳に出来るようになったことを高く評価したい。

岩崎和夫(音楽ライター)

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2008年10月6日(月)
[DVD新譜情報] 伝説的舞台バーンスタインの「フィデリオ」
作品:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン/歌劇「フィデリオ」
演奏:
レナード・バーンスタイン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団(ノルベルト・バラッチュ指揮)
ルネ・コロ(フロレスタン T)
グンドラ・ヤノヴィッツ(レオノーレ S)
ハンス・ヘルム(ドン・ヘルナンド Br)
ハンス・ゾーティン(ドン・ピツァロ Br)
マンフレート・ユングヴィルト(ロッコ Bs)
ルチア・ポップ(マルツェリーネ S)
アドルフ・ダラポッツァ(ヤキーノ T)
カール・テルカル(第1の囚人 T)
アルフレート・ズラメク(第2の囚人 Br)     
演出:オットー・シェンク
舞台装置:ギュンター・シュナイダー=ジームセン
衣装:レオ・ペイ
録画:1978年1月29日 ウィーン国立歌劇場
番号:グラモフォン UCBG-1263
定価:¥6500
発売:ユニバーサル ミュージック


 バーンスタインは1958年から69年までニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督として活躍中の1966年ウィーン国立歌劇場に登場、ヴェルディの「ファルスタッフ」を振って大成功を収め、その後「ばらの騎士」「フィデリオ」で音楽の本場ヨーロッパで不動の地位を確立した。
 
 1970年はベートーヴェン生誕200年記念の年にあたりアン・デア・ウィーン劇場で「フィデリオ」を指揮した。この映像は同じシェンク演出で国立歌劇場で行われた上演のライヴ。バーンスタインのこのオペラへの強い共感から生まれた演奏の充実さはひときは見事で、今日見ても当時の熱狂ぶりが伝わってくる。コロ、ヤノヴィッツ、ゾーティンなど名歌手たちが存分に実力を発揮、熱気に満ちたオペラ公演が展開されていることは明らか。
 
 最近の映像のクリアさに比べると画質は劣るが演奏の質の高さはそれを忘れさせてしまう。

岩崎和夫(音楽ライター)

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2008年10月6日(月)
[CD新譜情報] オンブラ・マイ・フ グレイト・ヘンデル イアン・ボストリッジ
作曲:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
作品:
1)音楽劇「セメレ」〜”お前が歩くところではどこでも
オラトリオ「メサイア」〜
2)慰めよ、私の民を慰めよ
3)あらゆる谷は持 ち上げられて浅くなり
歌劇「セルセ」〜
4)私の愛するプラタナスの
5)オンブラ・マイ・フ
6)オラトリオ「復活」〜雉鳩も、泣いて悲しむことがある
マスク「エイシスとガラテア」〜
7)愛の神が進軍の鐘を鳴らすと
8)愛の神が彼女の目の中にすわってたわむれ
9)幸せな私たち!
歌劇「アリオダンテ」〜
10)不実な女よ
11)暗い不吉な夜のあとには
12)オラトリオ「サムソン」〜皆既日食だ
13)音楽劇「復活の人、沈黙の人、穏和の人」〜朝が夜の上に忍び寄るようにのぼって
オラトリオ「イェフタ」〜
14)太陽よ、その忌まわしい光を隠せ
15)その父とは、勝利とは、勝利と平和を得ようと立てた誓いの
16)わが娘を高みに上げてくれ、天使たちよ
演奏:
イアン・ボストリッジ(T)
ケイト・ロイヤル(S (10)(13))
ハリー・ビ ケット指揮
ジ・エイジ・オブ・インライトゥンメント管弦楽団
録音:2006年10月2〜5日 アビイロード・スタジオ 1 ロンドン
番号:EMIクラシックス TOCE−56103
定価:¥2800
発売:EMIミュージック・ジャパン 


 イギリス生まれの個性的リート歌手ボストリッジがヘンデルのオペラ、オラトリオ、マスクから様々のアリアを歌ったアルバム。彼の声の美質に合った16曲の歌唱で、オペラ歌手としての傑出した実力を再認識させられる。単に声の美しさで聴く者を魅了するのではなく、知的なすばらしいセンスで虜にしてしまうのが彼の特色。
 
 ビケット指揮ジ・エイジ・オブ・インライトゥンメント管のいきいきしたサポートによりボストリッジの美声が一段と輝かしく響く。

 
コンサート情報
11月24日 トッパン・ホール ハインリヒ・ハイネ歌曲集
11月26日 東京オペラシティーコンサートホール マーラー「さすらう若人の歌」他

岩崎和夫(音楽ライター)

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