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[クラシック・ニュース 2011/6/5- 2011/6/11]
2011年6月9日(木)
METライブビューイング2010-2011 第12作《ワルキューレ》先行特別映像
先行で一部特別映像をご紹介します。 http://met-live.blogspot.com/2011/06/blog-post.html MET史上最大の挑戦!ロベール・ルパージュ演出による〈ニーベルングの指環〉第2弾。45トンもある巨大な舞台装置が自在に動き、また映像を投影することで、美 しく深い情景描写を可能にした最新の技術、そしてマエストロ・レヴァインの指揮と最高の 歌手陣で贈る今シーズン最終作にして最高の演目をお見逃しなく! 指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:ロベール・ルパージュ 出演:ヨナス・カウフマン、ブリン・ターフェル、デボラ・ヴォイト、ステフ ァニー・ブライズ、エヴァ=マリア・ヴェストブルック 他 6月11日(土)〜6月17日(金)新宿ピカデリー・東劇他全国にて"開演"! http://www.shochiku.co.jp/met/ 2011年6月9日(木)
著者:青澤唯夫氏が「ショパン その生涯」を出版!私の著書を語る!
これまで何冊かの著作のあった著者はピアノ音楽に関して暖かいまなざしで眺めていた。本書ではショパンの謎めいた生涯を解析して、ショパンのその人間像に迫ろうとしている。一読後、ショパンに対する受け止め方も変わるかもしれない。音楽も違って聞こえてくるのだろうか。とにかく興味深いショパンの本である。 ショパンの作品をポイントに置いた続編がこの秋ころリリースされるようだ。その後にシューベルトの著作も予定される。 書籍情報
「ショパン その生涯」◎著者:青澤唯夫 ◎発行:芸術現代社 ◎価格:1800円+税 【目次】 ショパン家の人びと ショパン誕生 音楽のめざめ 少年時代 早熟な魂、ポーランドの悲劇 ワルシャワ音楽院 『ラ・チ・ダレム・ラ・マーノ』 パガニーニ、そしてウィーン コンスタンツィア、失われた恋 革命 別れのとき ウィーン、孤独のなかで シュトゥットガルト、動転する魂 パリ マリア、わが悲しみ! ジョルジュ・サンド デルフィナの謎 マヨルカ ノアン、パリの日々 告別 レクイエム・エテルナム 2011年6月9日(木)
《澤和樹&蓼沼恵美子 デュオ・リサイタル》の重み!
当時2人はロンドンに留学中だった。その頃集中して学んだのはモーツァルト、ベートーヴェンであった。1983年ミュンヘン国際音楽コンクールでデュオ部門3位を獲得する。ヘラクレスザールの受賞者記念コンサートのヤナーチェクのソナタについても忘れられない曲である。 これらの深い関わりの曲でプログラミングして、多くの聴衆に聴いていただく機会を得たことは彼等にとって喜びである。また未曾有の災害にチャリティとして、復興の一助になればと願うところである。 コンサート情報
《澤和樹&蓼沼恵美子 デュオ・リサイタル》2011年6月21日(火)19時 東京文化会館 小ホール 澤和樹(ヴァイオリン) 蓼沼恵美子(ピアノ) プログラム ○モーツァルト:ソナタ第40番 変ロ長調 K.454 ○ヤナーチェク:ソナタ ○ドビュッシー:ソナタ ○ベートーヴェン:ソナタ第10番 ト長調 Op.96 アスペン http://www.aspen.jp/index.html ※このPDFのファイルからプリントして下さい。チラシとして活用できます。 2011年6月9日(金)
ピアニスト:中川和義のDVD&CD&音楽書紹介
ピアニスト中川和義が永年演奏と教育にたずさわっていましたが、その立場から面白い内容、興味のあるCD、DVD、書籍をとりあげます。またマイナーレーベルや輸入盤にも興味深いものがあるので紹介します。すべて購入して視聴したものです。
本:
ツェルニー:ピアノ演奏の基礎 訳・解題:岡田暁生 ◎出版:2010年12月 25日初版第1刷 春秋社 ¥2.600+税
ベートーヴェンの弟子として有名であったため、ベートーヴェンのピアノ曲と共に、ツェルニーの練習曲が生き残りました。この第3巻を読むと、ツェルニーは大変優れたピアノ指導者で、広い教養を持った人、先生のベートーヴェンや弟子のリスト比べる酷ですが、ピアノ練習曲90曲以外770曲以上の多分野にわたる作品を残した、大変優れたビーダーマイヤーの音楽家であることが解りました。 豊富な譜例を使い、整然として理論的でありながら、ピアノ演奏の実践的な技術を習得出来る教本であります。教本の第1巻は、「指と楽典」を、第2巻では「指使い」を扱っていますが、第3巻では実際の演奏際し如何に表現するかを、沢山の譜例を使って実践的に述べています。今でも通用する音楽の基本的表現の貴重な提言です。是非、実際に譜例をピアノで弾いて読んで頂きたい。 翻訳者(岡田氏)の解題で、Vortrag(朗読)についての詳細な説明があり、ツェルニーの近代性と結び付けていますが、この本の言語と音楽の関連説明から、私は古典派の「言語としての音楽」環境に育った音楽家と見ることが出来ます。初見、即興演奏、スコアーのピアノ編曲や近代の重量奏法にも触れ、又、「ピアノの調律」についても書かれています。 音楽は元々教えられるのもではなく、先人から盗み取るものでありました。そして、何より天賦の才能が要求されます。そこにはマニュアルは存在しなかったのです。この本は、フランス革命と産業革命の背景から生れ、確実で優秀な職業音楽家養成が、音楽の世界にも必要になったことも、この教本誕生の原因になたのでしょう。 ツェルニーを教える若きピアノの先生方には、ぜひ読んでいただきたい。 ツェルニーについて、さらに興味を抱く人には、下記の本をご紹介します。 ●カルル・ツェルニー〜ピアノに囚われた音楽家 :グレーテ・ヴェーマイヤー著(岡 美知子訳) 音楽の友社 1986年11月第1刷 ●若き娘への手紙 :カール・ツェルニー著(中村 菊子&渡辺 寿恵子訳) 全音楽譜出版社 昭和59年 2011年6月8日(水)
「アンサンブル・ノマド」第41回定期はミステリートレインの旅か?
今回のコンサートは引用をテーマにしている。音楽の引用といえばサン=サーンスの「動物の謝肉祭」がよい例である。 オッフェンバックの「天国と地獄」から、その他随所に音楽の引用が用いられている。 アンサンブル・ノマドのコンサートに、多様なジャンルを横断する個性派集団『コックローチイーター』を組み込み得体の知れないミステリーな体験を約束する。約80分間切れ目無しに持続するこのコンサートは、バロック、クラシック、現代音楽、テクノ、民族音楽に加え、時には自然の風景や、懐かしい町の風景を思わせる音から出来ている、 時間と空間をミステリートレインに乗って旅するようなサプライズづくしの想像に満ちた時間となりそうだ。
コンサート情報
《アンサンブル・ノマド第41回定期演奏会》〜接触の様相 Vol1:引用の織物〜 2011年7月11日日(月)19時 東京オペラシティ・リサイタルホール 出演者: 『アンサンブル・ノマド』 木ノ脇道元 FL 菊地秀夫 CL 野口千代光 VL 花田和加子 VL 甲斐史子 VA 佐藤洋嗣 CB 中川賢一 PF 宮本典子 PERC 佐藤紀雄 GT ゲスト: 『コックローチイーター』 木ノ脇道元 FL・COMP 中川統雄 VO・COMP竹山愛 FL 相川瞳 PERC 松本卓以 VC 吉川真澄 SOP 音響: 片桐健順/国立音楽大学 楽器製作・音響コース http://www.ensemble-nomad.com/ ※このPDFのファイルからプリントして下さい。チラシとして活用できます。 2011年6月8日(水)
[CDレビュー]《フランツ・リスト・アルバム》ブニアティシヴィリ
《フランツ・リスト・アルバム》ブニアティシヴィリ
◎曲目:1.愛の夢第3番変イ長調S.541-3 2.ピアノ・ソナタ ロ短調S.178 3.メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」S.514 4.悲しみのゴンドラ(第2稿)S.200-2 5.前奏曲とフーガ イ短調S.462-1(原曲バッハBWV.543) ◎演奏:カティア・ブニアティシヴィリ(P) ◎録音:2010年10月10〜15日 ベルリン、マイスターザール ◎会社:SONY ◎番号:SICC1451 ◎定価:2520円 「愛の夢」が単なる愛奏曲ではなくて、ブニアティシヴィリ自身が記したライナーノートから推測するに、これはリストの曲が内含する多様な性格の中の「愛」を象徴していて、二曲目のソナタへの導入部として置かれているらしい。それにしてもこのソナタは強烈なインパクトを持った演奏で、異常なまでの集中力によってピアニスティックな面でも華々しい効果をあげている。もちろん「メフィスト・ワルツ」も余裕十分のたっぷりとした演奏であり、それがスケールの大きさを生んでいる。「前奏曲とフーカ」は、原曲にこだわらず、あくまでもリストの作品として扱っている。注目すべき新人の登場である。 野崎正俊(音楽評論家)
2011年6月8日(水)
[CDレビュー]《ハーゲン四重奏団30年》
《ハーゲン四重奏団30年》
◎曲目:1.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調Op.59-2『ラズモフスキー』 2.モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番変ホ長調K.428(421b) 3.ウェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章Op.5 4.ウェーベルン:弦楽四重奏のためのバガテルOp.9 ◎演奏:ハーゲン四重奏団 ◎録音:2010年5月19~22日、12月3~4日 ベルリン、ジーメンス・ヴィラ ◎会社:独Myrios ◎番号:MYR006 ◎定価:オープン価格(輸入盤) ウェーベルンのミニチュアのような作品ではアンサンブルの極致を究め、固めながら繊細きわまりない音が冴えわたる。それはかつてのアルバン・ベルク四重奏団を上回るほどである。 野崎正俊(音楽評論家)
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