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[クラシック・ニュース 2014/12/30- 2015/1/5]
2015年1月5(月)
《津田ホールで聴く女性作曲家》シリーズいよいよ最終回! 「インターネット@クラシック」で小林緑(企画・構成者)!
企画・構成:小林緑
企画・構成:小林緑
Photo:M.Yabuta

2008年からはじまった《津田ホールで聴く女性作曲家》シリーズは2015年にホールの閉館にともない第5回で最終回となる。

このシリーズの企画・構成の小林緑が語る。「インターネット@クラシック」で!

「インタ ビュー @クラシック」
http://classicnews.jp/interview/index972.html

2008年にスタートさせた《津田ホールで聴く女性作曲家》のシリーズは 忘却の淵に沈んでしまった女性作曲家の作品を、素晴らしい演奏によるコンサートを通して紹介する企画。

津田ホールでは今回が最後となるが、以後もしかるべき場を探しつつ、同じ趣旨で継続すること模索している。


コンサート情報
《津田ホールで聴く女性作曲家 第5回(最終回)》 平等と自由を求めた女性作曲家たち〜ル・ボーとアンドレーを中心に

《津田ホールで聴く女性作曲家 第5回(最終回)》
平等と自由を求めた女性作曲家たち〜ル・ボーとアンドレーを中心に

<演奏会>
2015年1月9日(金)19時 津田ホール(JR千駄ヶ谷駅前)

  • エレーヌ・ド・モンジェルー:「練習曲集」より(Pf独奏)
  • ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調、エレジー ト短調(Vn+Pf)
  • マリー・ヴィーク:スカンジナヴィア民謡による幻想曲(Vc+Pf)
  • クララ・ヴィーク〔=シューマン〕ロマンツェ (Vc+Pf)
  • エルフリーダ・アンドレー:ピアノ三重奏曲ト短調

出演:
遠藤香奈子(ヴァイオリン)
江口心一(チェロ)
宮ア貴子(ピアノ)

<講演会>
2015年1月9日(金)17時 津田ホール1階会議室にて

講演「19世紀社会と女性作曲家たち」
全自由席:¥3,000

企画・構成・講演:小林 緑(国立音楽大学名誉教授)

主催・お問い合わせ 知られざる作品を広める会 谷戸(やと)
TEL:03−3331−4010 
FAX:03−3331−4478
チラシ(PDF/1.31MB)
※こちらのPDFを印刷し、チラシとしてご利用頂けます。


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2015年1月5(月)
バリトン:淡野太郎 『冬の旅』をオルガンの椎名雄一郎と共演!
バリトン:淡野太郎
バリトン:淡野太郎
Photo:M.Yabuta

ハインリッヒ・シュッツ合唱団の指揮者として活動しているバリトンの淡野太郎がシューベルトの「冬の旅」をオルガンの椎名雄一郎の演奏で歌う。

「インタ ビュー @クラシック」
http://classicnews.jp/interview/index971.html

どうしてオルガンの伴奏で「冬の旅」を歌うことになったのかを語っている。

その動機は椎名雄一郎のオルガン・コンサートでシューベルトの「魔王」を歌ったことにはじまる。オルガンの多彩な音色から「冬の旅」のコンサートとなった。武蔵野市民文化会館小ホールのステージの空間を使って動きに合わせて新しい「冬の旅」を表現するという。


コンサート情報
第3回 淡野太郎バリトン・リサイタル 〜パイプオルガンによる冬の旅〜

バリトン・淡野太郎 リサイタル
2015年1月9日(金) 19時15分  武蔵野市民文化会館 [Arte] 小ホール
第3回 淡野太郎バリトン・リサイタル 〜パイプオルガンによる冬の旅〜
F.シューベルト <冬の旅> 作品89 全24曲

バリトン:淡野太郎
オルガン:椎名雄一郎

料金:一般(自由席):4,000円 学生(自由席):2,500円

お問い合せ:03-5216-7131
アレグロ・ミュージック
http://www.allegromusic.co.jp/TannoTaro2015.html
ムシカ・ポエティカ Tel&Fax:03-3998-8162
http://www.musicapoetica.jp/

チラシ(PDF/671KB)
※こちらのPDFを印刷し、チラシとしてご利用頂けます。

◆これからの予定 

指揮・バリトン:淡野太郎

2015年3月1日(日) 18:30 ルーテル市ヶ谷ホール
〜19世紀合唱音楽の夕べ〜
メンデルスゾーン、ブラームス、ブルックナー、フランク、フォーレほか
19世紀の合唱曲小品より抜粋

オルガン:椎名雄一郎
合唱:メンデルスゾーン・コーア
指揮:淡野太郎

料金:一般3,000円/学生2,000円(全席自由)


2015年3月27日(金) 19時  東京カテドラル聖マリア大聖堂
〜受難楽の夕べ 2015〜

  • A.ペルト:<マニフィカト>
  • A.ペルト:<スターバト・マーテル>
    ソプラノ:神山直子
    アルト:淡野弓子
    テノール:淡野太郎
    ヴァイオリン:瀬戸瑤子
  • H.シュッツ <ヨハネ受難曲> SWV481
    福音史家:及川豊

合唱:ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京
指揮:淡野太郎

お問い合わせ:03ー3998ー8162
ムジカ・ポエティカ
http://www.musicapoetica.jp/


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2015年1月5(月)
新刊図書案内:《『モーツァルト・伝説の録音』全3巻》第1巻発売! 「インタビュー@クラシック」で 編集:大原哲夫が語る。
編集:大原哲夫
編集:大原哲夫
Photo:M.Yabuta

ついに巨匠たちの録音を新しいテクノロジーによりここに蘇らせた。

世界初録音など今まで未紹介の録音をはじめ、世紀の巨匠たちの名演がSPレコードに録音された多くのモーツァルトの世界的遺産ともいえる作品の数々を第1巻『名ヴァイオリニストと弦楽四重奏団』として発売した。

「インタビュー@クラシック」で編集の大原哲夫が語る。

「インタ ビュー @クラシック」
http://classicnews.jp/interview/index970.html

第2巻『名ピアニストたちは』は2015年5月、第3巻『名指揮者と器楽奏者・歌手』は2015年11月に発売の予定!

CD化された音源のほか、書籍はこの時代の音楽に造詣の深い内田光子氏への 5時間にわたるインタビューを掲載、また、イギリスのレコード雑誌『GRAMOPHONE』1923年創刊)わが国の『disque』(1931年創刊)誌の中から関係の記事の再録・編集した貴重な資料があわせてリリースされる。


◆新刊書紹介

《『モーツァルト・伝説の録音』全3巻》 新 忠篤 大原哲夫 編

《『モーツァルト・伝説の録音』全3巻》 新 忠篤 大原哲夫 編

第1巻「名ヴァイオリニストと弦楽四重奏団」2014年11月26日に刊行!
25,000円+税 全3巻揃い 75,000円

全巻予約特別定価 70,000円
 (全巻予約プレゼント 世界初録音の「レクイエム」 メスナー指揮、1931年録音、2015年3月末日まで)

(第2巻は2015年5月、第3巻は2015年11月に刊行予定)

詳細


 

◆お知らせ!

『モーツァルト・伝説の録音』CDコンサート

 『モーツァルト・伝説の録音』CDコンサート
2015年1月16日(金)19時 サントリーホール ブルーローズ[小ホール]
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/seat/bluerose.html

CDに収録された音源を使って刊行記念CDコンサートが行われる。
司会: 大原哲夫 お話:新忠篤 ほか

入場無料、申込み、また、お問い合わせは下記へ。

Tel:03-3263-7770  Fax:03-3239-7759 
飛鳥新社「モーツァルト・伝説の録音」

チラシ(PDF/545KB)
※こちらのPDFを印刷し、チラシとしてご利用頂けます。


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2015年1月5(月)
DVD紹介:《ワーグナー/舞台神聖祝典劇『パルジファル』全曲》MET2013
《ワーグナー/舞台神聖祝典劇『パルジファル』全曲》MET2013

《ワーグナー/舞台神聖祝典劇『パルジファル』全曲》MET2013

  • 曲名:舞台神聖祝典劇『パルジファル』全3幕
  • 作曲:ワーグナー

出演:ヨナス・カウフマン(パルジファル)、ルネ・パーペ(グルネマンツ)、カタリーナ・ダライマン(クントリー)、ペーター・マッテイ(アンフォルタス)、ルーニ・バブラッタベルク(ティトゥレル)、エフゲニー・ニキティン(クリングゾル)
楽団:メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団

指揮:ダニエレ・ガッティ
演出:フランソワ・ジラール

収録:2013年2月15日(ライヴ)  ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場
会社:SONY
番号:88883725729(ブルーレイ・ディスク)
定価:オープン価格(輸入盤)

生誕二百年のワーグナー・イヤーを記念してMETが新制作した意欲作である。出演者ではもちろんパルジファルに扮したカウフマンが注目の的であるが、若々しい張りのある声を駆使した彼の知的な表現は新鮮で、新しいヘルデンテノールとしての期待は大きい。

それにこの演奏ではカウフマンにとどまらず、歌手全般のレヴェルが揃って高いのが大きな成果で、中でもパーペの味わい深い歌唱はただ慈愛に満ちたグルネマンツという以上に、ドラマの中心人物として感動的でさえある。マッテイも好演だが、ダライマンの練りあげられた歌唱は実に奥行きが深い。

ジラールの演出は象徴的で、聖杯の騎士たちがサラリーマン風の衣装をまとっているのは現代性を意識したものだろう。そして騎士も、また第二幕の花の乙女など群衆の動きが幾何学的ともいうべく十分に計算されたものになっている。舞台は床面に細い小川が流れているのが時に大きな意味をもたらすが、大胆な照明を駆使した背景も印象深い。そして聖杯の輝きを大きくクローズアップしてその持つ意味を強調している。

ガッティが指揮するMETのオーケストラは十分な音の厚みを持っているが、音楽そのものは流麗でとかく難解になりがちな音楽から解放されている。

野崎正俊(音楽評論家)

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2015年1月5日(月)
東京音楽通信〔172〕 2014年12月

みなさん、明けましておめでとうございます。今年も注目公演や掘り出しもの公演をどんどん紹介していきたいと思います。

ベテランの仕事を俯瞰する

高橋アキ ピアノ・ドラマティック Vol.10 ―― 現代音楽スペシャリスト、大ベテランの高橋アキがほぼ毎年開催しているこのシリーズも10回目。今回は3部構成で高橋のライフワークを俯瞰するものとなりました(12月20日、東京文化会館小ホール)。

第一部は彼女がこれまでその創作に伴走してきた、コンテンポラリーの巨匠たちの作品集。彼女が初演した武満徹の「閉じた目」にはじまり、静かに、そして清潔に進むシェルシの「アデュー」、最後に骨太に書かれたクセナキス「ミスツ」へと続く。

なんといっても高橋のピアノの存在感がすごい。重みがあってぴんと通る音を基本としながらも、多彩なタッチでメリハリをつけながら進めていきます。武満では硬軟の素早い交錯が楽譜からあっという間にポエジーのありかを探りあて、シェルシではそれは密やかな慟哭となる。クセナキスでは苛烈な響きの連続が聞き手を飲み込みます。

第二部は初演曲を含む”いま”の作品。高橋が去年初演したオーストラリアの作曲家ジュリアーノ・ダンジョリーニの「フィナーレ」は、ぽつりぽつりとおかれる単音が前の音とかすかに共鳴しながら、豊かな広がりを作っていく。ピーター・ガーランド「バースデイ・パーティ」は今回が初演ですが、BGM風の聴き易さ。こう対比してみると武満やクセナキスら、前衛作曲家の気骨がかえってよくわかる。

第三部は高橋がこのシリーズの中で取り組むようになったシューベルト。古典的なフォーマットでは、現代曲で高橋が見せる自由な表情が制限されている――心なしか、筆者はそんな風に感じました。

さりげなく、渋い

ダニエル・ゲーデ リサイタル ―― 元ウィーンフィルのコンマス、現在は読響のコンマスを務めるダニエル・ゲーデがブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲を取り上げました(12月21日、所沢ミューズ マーキーホール)。

ゲーデはハンブルク生まれのドイツ人ですが、音楽にまろみがあって柔らかく、キンキンしたところのない、しっとりと暖かい音色を聴かせてくれます。こういう音作りは、確かにベルリンフィルというよりはウィーンフィルに近い。

技巧をひけらかしたり力瘤を入れて描き出していくよりは、撫で肩のメロディーラインを作りながら聴き手を自然に自分の世界に引き込んで心地よく味わせる。特に前半はソフトなアプローチが目立ちました。ピアノの鈴木慎崇も落ち着いたテンポを作ります。この人はとにかく音が綺麗。弱音はもちろん、強奏しても響きが荒れない。ノーブルなところがゲーデの音楽ともぴったり。中間楽章などは実にしみじみとした情緒を聴かせてくれます。

後半の三番になって、少し力が入り、目鼻立ちのはっきりとした音楽になりましたが、これは渋く情熱的な曲の性格を意識したものでしょう。短いコンサートで、上質ながら肩の凝らない音楽会が身近で気軽に聴けるのは、贅沢なことですね。


大晦日のベートーヴェン

ベートーヴェン弦楽四重奏曲 中・後期8曲演奏会 ―― 第九といえば日本では年末の風物詩ですが、いつのころからか大晦日に第九だけではなくベートーヴェンの交響曲を一日で全曲演奏してしまおうというイヴェントが生まれ、さらに主要弦楽四重奏曲(ラズモフスキー全曲+後期カルテット)上演まで企画されるようになったのです。そのプロジェクトもそろそろ10年というのですから、日本人はこの作曲家がほんとに好きなんだなあ。

大晦日の東京文化会館はそんなわけで、大小ホールともにベートーヴェン祭りで大賑わい。大ホールの交響曲全曲は完売ということで、筆者は弦楽四重奏に参戦しました。

2時からスタートし、まずはクァルテット・エクセルシオによるラズモフスキー四重奏曲全曲。

ここは日本では数少ない法人格を持った弦楽四重奏団で、レパートリーもロマン派から現代まで幅広いですね。音楽づくりの要にチェロがいて、低音がアンサンブルを包み込むように鳴っているのが特徴。音程やリズムの刻みも正確で、土台ががっちりしているから音楽が安定しています。

ラズモ三曲はどれも高いクオリティを備えていましたが、後ろのほうにいくにつれてノリがでてきて、三番はスケールが一回り大きくなりました。終楽章はリズム感もさえ渡り、晴れ晴れとしたフィナーレ。

続いて古典四重奏団。エクセルシオに先行すること8年の86年結成です。ここは名前が古典というだけあって、スタイルも古楽風。バランスも主旋律以外は均等で、透明感がある。メインとなる声部(主に第一ヴァイオリン)に軽くヴィブラートをかけるだけで、あとはすっきりと聴かせる、いわば“薄化粧”の演奏なんですが、これが効果的なのは、なんといってもすっぴんが綺麗だからーもとい、4人の音がよくあっているからでしょう。作品127の一楽章からして、まるで天上の音楽のように美しく調和していました。

さらにすごいのは作品127、130と大曲2曲を暗譜で弾ききったところ。暗譜だから表現への集中度が凄まじい。130のアダージオ楽章(カヴァティーナ)の澄み切った和声進行から、各パートが厳しくぶつかりあう壮絶なフィナーレまで、息つく暇もないほどに密度が濃かった。

この後にルートヴィッヒ四重奏団による最晩年の作品がプログラミングされていましたが、すでに開始から4時間半、筆者はここで退散。どの曲も大晦日にふさわしい演奏で、お客さんもすごく集中していて、充実した年越しになりました。

江藤光紀(音楽評論)

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