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[クラシック・ニュース 2016/1/12〜 2016/1/18]
2016年1月18(月)
ピアノ:保屋野美和デビューリサイタルと記念新譜CD 《ファルベン −色彩 −保屋野美和》
ピアノ:保屋野美和
ピアノ:保屋野美和

ピアノ:保屋野美和は東京音楽大学にまなび、現在ハノーファー音楽演劇メディア大学で在籍して研鑽している。

このたび新譜CDのリリースとデビューリサイタルを開くことになった。リサイタルを前にその心境を語る。

「インタ ビュー @クラシック」
http://classicnews.jp/interview/index1054.html

2014年イブラ・グランドプライズ国際音楽コンクール(伊)優勝。2015年同コンクール受賞者の米国ツアーではカーネギーホールでの演奏など国際的な活動が始まる。ハノーファーの音楽大学では木管楽器公式伴奏者といても実績があり、ヨーロッパを本拠地にしてソロや室内楽奏者としての道を歩む。これから日本での活動の場も拡げてゆきたいという。
 
新譜CD《ファルベン −色彩−保屋野美和》では彼女の感覚的な良さがスクリャービンやラヴェルに見られる。これからを期待されるアーティストとして成長してほしい。

保屋野美和
http://miwahoyano.com/


コンサート情報
《ピアノ:保屋野美和 リサイタル》

《ピアノ:保屋野美和 リサイタル》
2016年1月30日(土) 14時 白寿ホール

ピアノ:保屋野美和

  • スクリャービン
    即興曲 op.10
    マズルカ op.40
  • ショパン:即興曲第3番   
  • スクリャービン:ピアノソナタ第3番
  • ラヴェル:ソナチネ
  • ショパン:バラード 第4番 ヘ短調 作品52 
  • ラヴェル:ラ・ヴァルス

入場料金:3,500円(学生 2,000円)
E+(イープラス)eplus.jp
東京文化会館チケットサービス03-5685-0650
お問い合わせ:03-3944-1581
東音企画
http://www.to-on.com/concertmanagement/concerts/11056
チラシ(PDF/784KB)
※こちらのPDFを印刷し、チラシとしてご利用いただけます。

新譜CD情報
《ファルベン −色彩−保屋野美和》

《ファルベン −色彩−保屋野美和》

@A二つのマズルカ 作品40(スクリャービン)
BC二つの小品 作品57(スクリャービン) 
DEピアノ・ソナタ 第55番 Hob.16-41 変ロ長調 作品37-2(ハイドン) 
Fバラード第4番 ヘ短調 作品52(ショパン)
GH半音階的ファンタジーとフーガ ニ短調 BWV.903(バッハ)
I管弦楽のための舞踏詩「ラ・ヴァルス」〈ピアノ独奏版〉(ラヴェル)
J幻想即興曲 作品66(ショパン)

演奏:保屋野美和(ピアノ)

録音:2015年9月2〜3日 埼玉県三芳町「コピスみよし」 
番号:NARD-6003
価格:3,000円+税

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2016年1月13日(水)
東京音楽通信〔190〕 2015年12月+2016年1月前半

2016年もスタートしました。本年もよろしくお願いいたします。 さて、年明け一回目は昨年12月の2本プラス新春公演3本です。12月は第九戦線をリサーチするつもりが、うかうかしているうちにバッティストーニ&東京フィルも、パーヴォ&N響も、インバル&都響も席が全く残っていない状況に心折れ、戦線離脱したまま年を越しました。

ミュンヘン・フィルのブルックナー

ワレリー・ゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演 ――  マゼール亡き後のミュンヘン・フィルを継いだのはゲルギエフ。9月に就任したばかりでまさにお披露目公演ですが、競演歴は長いので勝手知ったる仲という感じでしょう。筆者はゲルギエフがガスタイクでショスタコーヴィチの4番を振り、熊のように大暴れしたコンサートを懐かしく思い出します。プログラムに掲載されたゲルギエフのインタヴューでは、15年前のあの演奏が両者の初共演だったそうで、いやはや歳月が過ぎるのは早いものですな(12月2日、サントリーホール)。

前半はプロコフィエフ「ロミオとジュリエット」から抜粋。ゲルギエフは小技をあちこちできかせていましたが、少々荒っぽいというか、あんまりリハしてないんだろうな、という出来。ところが次のR.シュトラウス「ドン・ファン」になると、各パートが我ぞ我ぞと前にでて満艦飾。レヴァインも就任お披露目でこの曲をやっており、まさにミュンヘン・フィルの看板曲だよね。

後半はブルックナー「ロマンティック」。このオケのブルックナーはチェリビダッケやヴァントの伝統がある。ゲルギエフはカラーがまるで違うけれど、意外なほどにミュンヘン・フィルの伝統を尊重していたところにまずびっくり。さらにクオリティの高さにびっくり。テンポを遅くとって、その分響きの質感をグラデーションのように変化させていく。そこには熊のようにパワフルな闘士ではなく、暖かく美しい響きを求める成熟したマエストロがいました。

第二楽章は陶酔させられたし、第三楽章のトリオもかなりゆっくりしたテンポで入ってきて、深々と歌う。トリオというよりアダージオの延長のよう。フィナーレではオケも十分に温まり、豊かなサウンドで客席を包み込む。このブルックナーなら地元も納得でしょう。すばらしい船出に心から拍手。

緻密なアンサンブル

新国立劇場 ヴェルディ「ファルスタッフ」 ―― 2004年にプレミエを迎えたジョナサン・ミラー演出の「ファルスタッフ」は、今回が三度目の再演(12月12日)。舞台をオランダに移し替え、随所にフランドルの風景画や室内画が設えられています。原作の雰囲気にしっくりくるから、ということで、読み替えというよりは台本により忠実というべきか。装置の壁が回転して室内と屋外を切り替えるのですが、この壁は同時に都合のよい反響板にもなって、それぞれの役者の細かい歌いまわしがはっきり聴き取れる。こういう舞台は概して息が長く、再演されるほどに深みを増すものです。キャストは入れ替わっていますが、今回もいい感じに仕上がっていました。

ファルスタッフのゲオルグ・ガクニーゼはジョージア(グルジア)出身で、欧州で知名度を上げているバリトン。ファルスタッフは今回が初挑戦ということでしたが、よく通る美声で、罠とも知らずにアリーチェ(アガ・ミコライ)に忍び寄る第二幕のアリアなど、なかなか魅力的でした。

第一幕(フェントンとの二重唱)や第三幕(妖精のアリア)では安井陽子が透きとおった高音をはじめ、素晴らしい歌唱を披露していたのが印象的。マッシモ・カヴァレッティは一昨年の松本の「ファルスタッフ」に続くフォードで、やっぱりかっこいいね。登場人物が勢ぞろいするフィナーレも音楽的に大変充実していた。

それも指揮のイヴ・アベルのバランスの取れたリード、オケの機敏なサポートがあってこそ。R.シュトラウス顔負けのヴェルディの音楽描写力が爆発しているスコアを、舞台と巧みにリンクさせていきました。総合的満足度高し。

ヴェールを脱いだニュージーランド

アンサンブル・コンテンポラリーα定期公演2015 新西蘭・新音楽 ―― 新春一本目は17人の奏者と11人の作曲家からなる現代音楽ユニット、アンサンブル・コンテンポラリーα。今回は作曲家・山本裕之のプロデュースでニュージーランド音楽の特集(1月8日、豊洲文化センターホール)。

ニュージーランドは入植者が入ったのが19世紀中ごろなので、現代音楽も主要作曲家のほとんどが存命という、大変若い国なんだそうな。あれ?「ウェリントンの勝利」なんて曲、なかったっけ? と思い調べたところ、これは人の名前でニュージーランドとは関係なかった。それはさておき、今の人たちは現代音楽の語法を消化しつつ、それぞれが自由に主張していました。

まずは山本が一昨年ニュージーランドに滞在した際に作曲した「輪郭主義VI」。硬質のパルスを刻むピアノに対し、ヴァイオリンとチェロが微分音程で絡んでいく。水と油のような強烈なコントラスト。媚びない。イヴ・ド・カストロ=ロビンソン「喜びのカオスW」ではフルートとバズーンが鳥のさえずりを模す。バズーン奏者がリードを外してびーびーと鳴いたりと、様々な音の身振りが愉しい。最後は舞台から降りて、客席の扉から消えていった。トリスタン・カーター「ささやき」は、弓で駒の上をこするとか、指板のほうをなでるとか、特殊奏法でサウンドを作って、そこにちょっとしたウィットを込めていく。

ジョン・サーサス「ピアノ五重奏」。ミニマリズムをベースにしながら、それで押し通すというのでもなく、3楽章の構成のなかに伝統的なドラマトゥルギーが作られる。カルロ・マルゲティック「ホタル」は、ピアノのペダルの上でクラリネットが繊細な響きを紡いでいく。作者はクラリネット奏者でもある。ジャック・ボディ「野心」。不規則に打ち込まれるアクセントを主とする律動が時に線に解体される。疾走し続けるパワフルなトリオ。

豊洲文化センターホールは舞台の後景がガラスで、レインボーブリッジを中心とした夜景がリアルな書割となって映える。贅沢極まりない会場ですね。

ハーピストがこんなにかっこいいなんて

ミヒャエル・ボーダー指揮読売日本交響楽団第183回東京芸術劇場定期 ―― 新春の読響は、ドイツ出身でリセウ大歌劇場やデンマーク王立オペラなどを率いてきたミヒャエル・ボーダーから。この日(1月9日)の一曲目は「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲(ワーグナー)。しっかりと音を入れさせ、硬いサウンドを作りきっちりまとめる。そのうえで各パートをたっぷりと歌わせる。

次にグザヴィエ・ドゥ・メストレのソロでヒナステラ「ハープ協奏曲」。メストレはすらっとした長身で、ヴァイオリンの間をすり抜けて歩く姿は男の私の目にもかっこいい。演奏のほうも硬派、メリハリが効いていて、ハープはロマンティックっていう固定観念をいい意味で壊してくれます。第三楽章の頭のカデンツァの、タッチの多彩な変化が見事でした。ところでこのカデンツァ、ほのかに日本音階的な動きをするんですが、さらに続くヴィヴァーチェが伊福部調の快速変拍子音楽になっていて、思わず苦笑い。偶然でしょうけれど。メストレはこの楽章、ノリノリでした。

後半は「新世界」(ドヴォルザーク)。細かいところまでぴちっと整えてあって、気持ちがいい。第二楽章は、陶然とした世界が出現。文字通りの正攻法なので後ろの楽章にいくにつれて単調にも感じたけれど、手堅くまとめてくれる指揮者です。

美男に続いて美女

山田和樹指揮NHK交響楽団 第1826回定期 ―― 芸劇のマチネーの後は渋谷に向かいN響。山田和樹は定期初登場。山田のプログラム・ビルディングは一ひねり効いていて、この日は子供と人形がテーマ。まずはビゼー「こどもの遊び」。ゆったりとした4曲目の叙情的な多声の弦楽合奏と生き生きとした終曲とのコントラストなどが際立ち、すっきりと聴かせてくれます。

ドビュッシー「おもちゃ箱」では、語りに松嶋菜々子を起用。昼間のメストレに続き、今度は美女か。スタイル抜群、物腰も柔らか。華がありますね。そんなに凄い曲ではないけれど、聴き(見)ほれてしまいました。

後半は「ペトルーシュカ」。こちらは楽しさの中にナイーヴな残酷さもある曲だけれど、山田がやるととにかく前向きでフレッシュになる。N響も反応がポジティヴで、躍動感があった。もうちょっとえぐみを、とも思いましたが、これはもう個性でしょうね。N響を相手にしても全く物怖じしているふうがなく、勢いがある。大物感がでてきたぞ。

江藤光紀 (音楽評論)

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2016年1月13(水)
ピアノ:久元祐子モーツァルトの新譜CDのリリース、モーツァルト・ソナタ全曲演奏会!
ピアノ:久元祐子
ピアノ:久元祐子

ピアノの久元祐子はモーツァアルトに関連したCDの4枚目をリリースした。これまでモーツアルトに関してレクチャー、書籍、コンサートなどで様々な形で、モーツァルトのピアノ音楽に関する活動を続けてきた。

新譜CDではモーツァルトのピアノソナタのKV331、333の2曲をヴァルター及びシュタイン・モデルのフォルテピアノと対象して現代のベーゼンドルファー モデル290インペリアルという華やかな響きをもつピアノで弾き比べている。それぞれの楽器による響きの特質を味わうことが出来る。ソナタ KV331は、2014年9月にハンガリーの図書館で発見された第3楽章を取り入れなどの試みがなされている。

また1月17日のコンサートでは「モーツァルト・ソナタ全曲演奏会vol.1」を立ち上げた。全6回にわたりソナタ全曲を演奏する。


新譜CD情報
《優雅なるモーツァルト 久元祐子(ピアノ) ピアノソナタ KV331,333》

《優雅なるモーツァルト 久元祐子(ピアノ) ピアノソナタ KV331,333》

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

  • 1-3.ピアノ・ソナタ 変ロ長調 KV333 (315c)
    〈使用楽器〉ウルバーノ・ペトロゼッリ制作(モデル:アントン・ヴァルター 1795年)
  • 4-6.ピアノ・ソナタ イ長調 KV331 (300i)「トルコ行進曲付き」
    〈使用楽器〉ヴォルフガング・ズッカーマン制作(モデル:ヨハン・アンドレアス・シュタイン 1788年)
  • 7-9.ピアノ・ソナタ イ長調 KV331 (300i)「トルコ行進曲付き」*
    〈使用楽器〉ベーゼンドルファー モデル290インペリアル
    * ハンガリー国立セーチェーニ図書館所蔵自筆譜に基づく
  • 10-12.ピアノ・ソナタ 変ロ長調 KV333 (315c)
    〈使用楽器〉ベーゼンドルファー モデル290インペリアル

ピアノ:久元裕子

録音:智源山房 2015年5月16-20日
会社:コジマ録音 
番号:ALCD-9155 
価格:2,500円+税 
http://www.kojimarokuon.com/disc/ALCD9155.html

公演情報
《久元 祐子 モーツァルト・ソナタ全曲演奏会vol.1》

《久元 祐子 モーツァルト・ソナタ全曲演奏会vol.1》
2016年1月17日 (日) 14時 サントリーホール ブルーローズ

Program (Vol.1)

  • W.A.モーツァルト:ピアノソナタ 変ホ長調 KV282(189g)
  • J.C.バッハ:ピアノソナタ ト長調 Op.5-3
  • W.A.モーツァルト:ピアノソナタ ト長調 KV283(189h)
    --------------------
  • W.A.モーツァルト:ピアノソナタ 変ロ長調 KV281(189f)
  • J.C.バッハ:ピアノソナタ ニ長調 Op.5-2
  • W.A.モーツァルト:ピアノソナタ ニ長調 KV284「デュルニッツ」

料金:全自由席 一般4,000円 学生2,000円
お問合せ:03-3943-6677
プロ アルテ ムジケ
http://www.proarte.co.jp
チラシ(PDF/2.48MB)
※こちらのPDFを印刷し、チラシとしてご利用いただけます。

久元祐子 モーツァルト・ソナタ全曲演奏会 今後の予定(日時後日発表)

Vol.2

  • フランスの歌曲「ああお母さん、あなたに申しましょう」による12 の変奏曲ハ長調KV265 (きらきら星変奏曲)
  • ピアノソナタ ハ長調 KV279
  • ハ長調 KV309
  • ハ長調 KV330
  • ハ長調 KV545

Vol.3

  • 喜歌劇「ジュリー」(ニコラ・ドゼード)からアリエッタ“リゾンは森で眠っていた”による9つの変奏曲 ハ長調 KV264
  • ピアノソナタ ニ長調 KV311
  • 「私はランドール」による12 の変奏曲 KV354
  • ピアノソナタ イ短調 KV310

Vol.4

  • 幻想曲 ニ短調 KV397
  • ピアノソナタ イ長調 KV331「トルコ行進曲つき」
  • ヘ長調 KV332
    変ロ長調 KV333

Vol.5

  • ハイドン:ピアノソナタ ヘ長調 Hob.XVI-23
  • モーツァルト:ピアノソナタ ヘ長調 KDV280
  • ハイドン:ピアノソナタ 変ホ長調 Hob.XVI-52
  • モーツァルト:ピアノソナタ 変ロ長調 KV570
  • ピアノソナタ ニ長調 KV576

Vol.6

  • ロンド イ短調 KV511
  • ピアノソナタ へ長調 KV533/494
  • 幻想曲 ハ短調 KV475
  • ピアノソナタ ハ短調 KV457

久元祐子ウェブサイト
http://www.yuko-hisamoto.jp


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