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[クラシック・ニュース 2016/11/8〜 2016/11/14]
2016年11月14(月)
CD紹介:《ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』、他》中井恒仁・武田美和子
《ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』、他》中井恒仁・武田美和子 《シュトイデ&広島交響楽団【運命】》

◎曲目

  1. 交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』
  2. スラヴ舞曲集全8曲Op.72

作曲:ドヴォルザーク

演奏:中井恒仁・武田美和子(ピアノ・デュオ)

録音:2016年3月14〜15日  埼玉・富士見市民文化会館キラリふじみ
会社:NYS Classics
番号:QACK30009


いずれもオーケストラ曲として知られる曲であるが、共に作曲者自身がピアノ連弾用に編曲した作品である。このような編曲は大規模な楽器編成の代用としてピアノ曲の形で普及を意図した場合が多い。『新世界より』もそのような例に当たるかも知れないが、ここではドヴォルザーク自身が編曲しているので、単にメロディックな要素を強調したりすることはなく、作品の立体的な構造を明確に生かそうとしている。それは例えば第二楽章の独特のリズムの動きなどに見てとれるし、スケルツォ楽章はピアノ曲としても変化に富んでいる。オーケスラ曲の代用品ではないピアノ作品として自立しており、原曲とはまた異なった魅了を持っている。

一方『スラヴ舞曲集』はピアノ連弾曲の方が原曲であるが、オーケストラ曲との比較ということでいえば、『新世界より』と同じような側面を持っている。

演奏は曖昧な所のない明快さにあふれ、いかにも夫妻らしい息の合ったアンサンブルが好ましい。そしてリズミカルで生き生きとした表情はスラヴ舞曲の各曲の対比を鮮やかに

描き分けていて、活気のある民俗的な要素から哀愁にみちた抒情の味まで多彩な演奏を繰り広げている。

 

野崎正俊(音楽評論家)

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2016年11月13(日)
CD紹介:《シュトイデ&広島交響楽団【運命】》
《シュトイデ&広島交響楽団【運命】》 《シュトイデ&広島交響楽団【運命】》

6月25日発売
《フォルクハルト・シュトイデ コンサートマスター/ヴァイオリン独奏》
広響ミュージック・パートナー就任記念
演奏:広島交響楽団

  • モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
  • メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
  • ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

※ 全楽曲 指揮者無しでの演奏
(録音:2015年11月10日 広島文化学園HBGホール/ライヴ録音)

会社:ナミ・レコード 
番号:WWCC-7814
価格:\2,500 +税

地方交響楽団の水準の高さを示すCDがリリースされた。各都市の交響楽団の実力を示すものとして大変興味深い。ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターのフォルクハルト・シュトイデが広島交響楽団のコンサートマスターのポジションに座っての演奏である。彼の独奏でメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲も聴ける。ベートーヴェンの運命も熱のこもった演奏である。オーケストラにとって指揮者なしの演奏というはじめての経験も見事に乗り越えている。

2016年4月に、シュトイデは広島交響楽団のミュージック・パートナーの称号があたえられた。これまでに何度かの共演で気心のよくわかる関係になっているようだ。

 

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2016年11月12(土)
巨匠:シャンドール・ヴェーグから受けた薫陶にひときわ輝いて! 『カメラータ・ザルツブルク』のモーツァルト!
クラリネット:アレッサンドロ・カルボナーレ
クラリネット:アレッサンドロ・カルボナーレ
指揮者ハンスイェルク・シェレンベルガー
指揮者 ハンスイェルク・シェレンベルガー

ヴァイオリンの巨匠:シャンドール・ヴェーグの薫陶を受けた『カメラータ・ザルツブルク』が来日してモーツァルトを聴かせてくれる。『カメラータ・ザルツブルク』は1978年から97年までヴェーグが音楽監督として黄金時代を作った。多くの優秀なヴァイオリニストたちがマエストロの素晴らしい音楽にあこがれて世界中から集まってきた。彼の残したその偉業はいまだ引き継がれている。

指揮者には2012年にもツアーを大成功に導いたシェレンベルガーが再び同行。彼はカラヤン時代にベルリンフィルの首席オーボエ奏者として名を馳せたが、今や指揮者として高く評価されている。

東京の公演ではシェレンベルガーが2013年から岡山フィルハーモニック管弦楽団の首席指揮者に就任して、地方都市岡山を本拠地とする芸術性の高い岡山バッハカンタータ協会の合唱でモーツァルトのレクイエムを演奏するのも興味深い。神奈川の公演でクラリネットのソロ:アレッサンドロ・カルボナーレはまさに旬の奏者といえる。ベルリンフィルのゲスト首席奏者としても活躍しており世界の一流オケに迎えられる人材である。 

カメラータ・ザルツブルク
カメラータ・ザルツブルク

コンサート情報
《バッハ・古楽・チェロ アンナー・ビルスマは語る》

《カメラータ・ザルツブルク Camerata Salzburg》
【東京発】
2016年11月20日(日)14時 すみだトリフォニーホール

  • モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550
  • モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626

指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー
管弦楽:カメラータ・ザルツブルク
ソプラノ:秦 茂子
メゾソプラノ:アンナ・モロツ
テノール:セサル・アリエタ
バリトン:アイザック・ガラン
合唱:岡山バッハカンタータ協会

料金:S:7,000円 A:6,000円 B:5,000円
トリフォニーホールチケットセンター 03-5608-1212

お問い合わせ:03-5429-2399 ヒラサ・オフィス
チラシ(PDF/1.8MB)
こちらのPDFを印刷してチラシとしてご利用いただけます。

【神奈川発】
2016年11月26日(土)15時 神奈川県立音楽堂

  • モーツァルト:ディヴェルティメント第11番ニ長調 K.251
  • モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
  • モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550

指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー
クラリネット:アレッサンドロ・カルボナーレ
管弦楽:カメラータ・ザルツブルク

一般:7,000円  学生(24歳以下):4,000円
チケットかながわ 0570-015-415

その他のスケジュール

試聴:NMLナクソス・ミュージック・ライブラリー)


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2016年11月12(土)
新譜CD情報:《デュオ・カサド〜愛のことば》
《デュオ・カサド〜愛のことば》 《デュオ・カサド〜愛のことば》
  1. トッカータ(フレスコバルディ/カサド編)
  2. 「魔笛」の主題による7つの変奏曲 WoO.46(ベートーヴェン)
  3. アレグレット・グラツィオーソ(シューベルト/カサド編)
  4. 歌劇「ゴイェスカス」より間奏曲(グラナドス/カサド編)
  5. エレジー 作品24(フォーレ)
  6. ハバネラ形式の小品(ラヴェル)
  7. .愛のことば(カサド)

《デュオ・カサド》
ガスパール・カサド(チェロ)
原 智恵子(ピアノ)

録音:1963年,旧ソ連[モノラル録音]
※歴史的音源をレコード盤から複製している聴き苦しい箇所がある。

会社:DENON 日本コロムビア(MONO)
番号:COCQ-85301 
定価2,000円+税

・アーティストたちのCD

  • 原智恵子〜伝説のピアニスト COCQ-83614
  • パリの原智恵子 COCQ-83850
  • カサド・アンコール・アルバム COCO-80744

ガスパール・カサドが最後に来日したのは1962年の晩秋だった。 たしか宇都宮で原智恵子のリサイタルがあった日に身体のあいたカサドは地元の方のご厚意で中禅寺湖と東照宮の観光に出かけた。とりわけ東照宮の印象は強烈だったようだ、その後の滞日中にしばしばその話題が上がっていたのが思い出される。カサドか世を去って50年、原智恵子が15年という年月がたった。

このCDはその翌年1963年、ソ連に出かけた時の録音がCD化された。歴史的な音源である。デュオ・カサドをここに聴くことが出来るのは嬉しい。自ら編曲した作品や最近ではしばしば演奏される自作の「愛のことば」が含まれている。たとえよもないゆったりとした表情は何とも言えぬ温かみを与えてくれる。

 

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