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![]() ![]() ![]() ![]() [クラシック・ニュース 2018/3/6〜
3/12]
2018年3月12(月)
ヴァイオリン:植村理葉 ピアノの江尻南美と「フランスの香りとドイツ のロマン」をテーマにリサイタル!「インタビュー@クラシック」で! ![]() ヴァイオリン:植村理葉 ![]() ピアノ:江尻南美 ベルリンと東京を中心に活動するヴァイオリンの植村理葉と、フランクフルトに拠点のあるピアにスト:江尻南美と東京と京都でリサイタルを開く。二人はドイツでもコンサートを共演している。
コンサートのコンセプトに「フランスの香りとドイツのロマン」をテーマにした。「インタビュ―@クラシック」Vn:植村理葉、Pf:江尻南美との会話も聞ける。 植村理葉はこれまでの海外でのオーケストラとの共演やソロ、室内楽の活動についての話題が出る。ピアノの江尻南美とはこれまでブラームスチクルスで共演した関係で、1月にもドイツのカッセルで演奏会を行った。 ベルギーに生まれ24歳で夭逝したルクーのソナタとフランスの音楽に影響を受けた武満徹の「妖精の距離」を前半に演奏、クララ、ロベルト・シューマン夫妻のそれぞれの作品と、シューマン夫妻と親交の深かったブラ ◆植村理葉 コンサート情報
![]() 《植村理葉ヴァイオリンリサイタル》 ヴァイオリン:植村理葉
![]() ◆もう一つのコンサート 京都公演 植村理葉(ヴァイオリン)
CD情報
![]() 《フォーレ:ヴァイオリンとピアノのための作品集/植村理葉、岡田博美》 ◎演奏者
G.フォーレ:
M.ラヴェル:
2018年3月12(月)
CDレビュー:《ドルチェ・デュエロ/チェチーリア&ソル》 《ドルチェ・デュエロ/チェチーリア&ソル》 ![]() ◎曲目
演奏:チェチーリア・バルトリ(Ms)、ソル・ガベッタ(Vc)
![]() メゾ・ソプラノのバルトリの声とガベッタのチェロとが親しげに対話を交わしたり、あるいは競ったりしながら、主にイタリア・バロックのオペラ・アリアを演奏するというユニークなコンセプトを持つCDである。それをソル・カベッタの兄アンドレスが率いる古楽器アンサルブルが、しなやかな演奏で優しく支えている。 バルトリとガベッタは一回り程の年齢の差があるとはいうものの、共に才気あふれた演奏をすることで共通している。バルトリは力強い声を駆使した弾力性に富んだ歌唱で際立っており、ヴィヴァルディの『ティト・マンリオ』などコロラトゥーラの華やかな技巧を交えて圧巻である。そしてガベッタが奏するチェロも柔軟なフレージングながら深みのある音がしている。どの曲をとってもこの二人が互いに触発しあうことによって、作品に新たな生命を吹き込んでいることは間違いない。 最後にガベッタがソロを弾くボッケリーニの協奏曲が収録されているが、これまた鮮やかなテクニックが冴えている気持ちの良い演奏である。 野崎正俊(音楽評論家)
2018年3月9(金)
「エッセイ@クラシック」 METライブビューイング2017-18第4作 プッチーニ《トスカ》新演出を観て! METライブビューイング2017-18 第4作 プッチーニ《トスカ》新演出
![]() ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場で公演を終えたばかりのオペラを日本の映画館で、観る。それも大スクリーンそして映画館のハイテクを駆使した大音響で鑑賞できるという。初めての体験だったがこれがなかなかのものだと思った。私は昭和24年生まれだがテレビの普及で育ち盛りに主にNHKの番組で「舞台中継」という時間帯があった。オペラ、バレエの会場にテレビカメラを置いて中継し日本中の家庭で鑑賞する。わたしの家ではNHKの中継した「イタリアオペラ」を見たいばかりにテレビを買った。たしか「アイーダ」をはじめとするいくつかの演目をテレビでみることができた。 マリオ・デル・モナコというすごいテノールを見た最初で最後だった。そういうことの延長線上にこのライヴビューイングはある。客席を見回すとやはり3,000円以上と一般の映画料金より高いので中高年の観客が多い気がした。上映する映画はご存じプッチーニ作曲オペラ「トスカ・三幕(新演出)」である。仕事を始めた1973年ごろイタリアオペラで「トスカ」が演目に入れられておりカヴァイヴァンスカ歌手トスカを演じ初来日で見事な歌唱だった。私は彼女の楽屋から打ち上げ会場までエスコートした懐かしい記憶がある。 今回のメトの撮影は自在に移動する吊カメラが舞台の展開を克明に追い一方表情をアップで撮るカメラが歌い手の汗までも写しと るという黒澤明の映画の迫力。今日の聴衆の何割かは二期会や藤原のオペラ、新国立歌劇場の生の舞台をみたいと思うだろう。この7月には新国立歌劇場で「トスカ」が上演される。とにかく3千円程度でほぼそっくり最高のものを見られるという機会を逸したくない。少年時代テレビを通じて知った舞台芸術の遺産をいまこうして手にすることができるのだ。 2018.2.21 小林信一(音楽ライター)
2018年3月8(木)
ヴァイオリン:桐山建志の活動を聞く「インタビュー@クラシック」で! ![]() ヴァイオリン:桐山建志 《大江戸バロック》はヴァイオリンの桐山建志と、チェンバロの大塚直哉と組んでさまざまなバロック音楽に取り組んできた。 また桐山が中心となって活動してきた「松本バッハ祝祭アンサンブル」について、ほかCDの事や、その後のコンサートについての話題を聞いた。「インタビュー@クラシック」で語る。 これまでヴァイオリンの桐山建志とチェンバロの大塚直哉の二人で「大江戸バロック」という名称で活動してきた。これからのプロジェクトはバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全6曲と、ヴァイオリンとオブリガートチェンバロのためのソナタ全曲を3回のコンサートにわけて演奏する。 10月にはピアノの小倉貴久子とバッハの無伴奏ヴァイオリン作品全曲をシューマンの編曲による伴奏つきのコンサートを計画している。中堅奏者として、意欲に富んだ活動ぶりを示している。新譜CDの情報にも触れる。ベートーヴェンのソナタ第9番(クロイツェル・ソナタ)をピリオド楽器と現代のピアノにあわせて、ヴァイオリンもその時代の楽器で演奏するという試みのCDをリリースした。 コンサート情報
![]() 《大江戸バロック2018》 桐山建志:バロック・ヴァイオリン <第1回>
〜《大江戸バロック》 今後のコンサートの予定!〜 <第2回>(9/21 近江楽堂)
<第3回>(期日/会場未定)
![]() ![]() 《松本バッハ祝祭アンサンブル Y 〜コーヒー・カンタータ〜》 J.S.バッハ:
指揮:小林道夫 ![]() 《シューマンによるピアノ伴奏付き J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン作品全曲演奏会》 ヴァイオリン:桐山建志 名古屋公演:2018年10月20日(土)16:00 開演予定 宗次ホール 新譜情報
![]() 《ベートーヴェン クロイツェル・ソナタ 世紀を超えた2つの響き!》 ベートーヴェン(1770-1827):
桐山建志(ピリオドヴァイオリン/モダンヴァイオリン) ◎楽器
![]() ![]() 《くるみ割り人形/展覧会の絵 ものがたりの世界へようこそ》 チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」(桐山建志 編曲)
ムソルグスキー:展覧会の絵(桐山建志 編曲)
※ N=ナレーション ![]() ![]() ![]() |