[マニラ 15日 ロイター] – フィリピン本島で木曜日にマグニチュード6.3の地震が発生し、首都マニラの一部の鉄道運行が停止されたと当局者が明らかにした。
フィリピン地震庁は、深さ10キロ(6.21マイル)で発生し、近隣の州でも感じられた地震の後、死傷者や大きな被害はなかったと発表した。
運輸省によると、マニラ市内の高架鉄道3路線が地震の影響で運休している。
民間国防報道官のベルナルド・ラファエリド・アレハンドロ次官補はGMAニュースチャンネルに対し、「鉄道と空港は運行を停止している。今のところ地震による大きな影響は報告されておらず、今後も状況は変わらないと考えている」と語った。
ロイターの目撃者によると、マニラのビジネス地区の一つにあるホテルで、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領が国際貿易フォーラムに出席後、記者団と話していた際、天井の照明が揺れるのが目撃されたという。
震源地から5キロ離れたカラタガン市のピーター・オリバー・パラシオ市長はDZMMラジオに対し、地震は目もくらむようなもので、市の土木部門が被害状況を確認するよう指示されたと語った。
地震庁は当初、リヒタースケールでこの地震をマグニチュード6.2と記録したが、後にマグニチュード6.3に引き下げた。 被害や余震が予想されるとしている。
バンガロールのジャナビ・ニドゥモル、マニラのエンリコ・デラ・クルス、ニール・ジェローム・モラレスによる報告。 編集:カヌプリヤ・カプール
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